News / Nunn Road / 2004 / No.J122 15th Jun. 2004

 お休みが終わり、3人新しいお友達が増えました。又、Fion先生とお別れして新しくMica先生がスタッフになられ、新しいグループになって一週間余 り過ぎました。海外での生活なので仲良しのお友達とのお別れもたくさん経験しなければなりません。又、大好きな先生とのお別れもあります。彼らが心をこめ て書いたお別れのお手紙や、涙ぐんだこと、一生懸命言葉をかけて“頑張ってね” “大好き”と抱き合った時のぬくもりは たとえそれが瞬間のことであって も、心の奥深くにきざまれ、彼らの成長とともに気持ちも豊かに育っていくことでしょう。

 ナニアのスタッフも新しいチームになりました。年齢も経験もそれぞれ異なる人たちが集まり、いっしょにチームワークよく働けること、そのためには否定的なことに焦点をあてるのではなく、たとえ小さなことでも、より良くなっていることに焦点をあてましょうと話しています。

 おやつや食事、トイレ、外遊びなどの時は台所担当のスタッフも事務担当のスタッフも直接子供たちのお世話にあたっています。仕事が一区切りついた午後4 時のスタッフのティータイムは、子供たちの話で持ち切りです。そんな時も“○○ちゃん、~ができるようになったね” “▲▲したほうが子供たちにわかりや すいでしょう” “こんなことをトライしてみましょう” などと前向きな話がたくさんあり、とても嬉しく思います。

=7月の行事予定=

7月2日(金) ゆう君お別れ会
7日(水) たなばた
16日(金) ランタン祭り
26日(月) まゆちゃん お誕生会
30日(金) れにちゃん お別れ会

** 先週は元ナニア在園児のお姉さん(高校生、クアラルンプールから)が研修という形で一週間ナニアで過ごされました。今年が二年目です。子供たちは“みなみ先生”と呼んでとても慕っていました。来年もまた来てねとみんなお願いしていました。

~ ピンクのカーテン ~
 シュタイナー幼稚園では、たいていピンクのカーテンを使います。ピンクは生命の色であるとともに、子供たちの心の中に補色である青を生み出し、心を落ち 着かせるからです。又、たくさんの淡い色の布を使い部屋の雰囲気をやわらかい、暖かいものにします。夢見るような状態にある子供たちの心を安定させ守られ ているという感じにさせるからです。
 私たち保育者が淡い色のエプロンを身につけているのもそういう理由からです。洋服もできるだけ明るい色のものを着、やわらかいイメージを出すよう長めの ものを着ます。小さい子供たちは、同じことを繰り返し、繰り返しすることが好きです。心が安定するからです。私たち保育者が毎日同じ色のエプロンをつけて 子供たちを待っているのも、彼らに安心感を与えるためです。

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